松山市 S様邸
道路と敷地に70㎝ほどの高低差のある現場です。
土留めの擁壁工事は建物と一緒に完成済みでその状態での外構のご提案でした。
仕切りの擁壁の壁が出来上がっているので与えられた範囲で最高にかっこよく見せれるようにまとめました。
お車スペースを2台分自宅用に配置し、横づけの来客用の駐車スペースを除いた部分が立体的に門回りを表現できる場所になりますが、
当然範囲は駐車スペースと比べるとかなり狭くなります。
また、高低差が70㎝あることにより建物がさらに高さを増しています。
これらの条件に対し、外構の門回りは幅が取れない分 高さを強調し、
アプローチは土間面より段をとり立体感を付け、駐車に支障ない部分まで伸ばしました。
そうすることにより建物やカーポートに負けない存在感のある門回りが完成しました。
門柱の少し後ろにはL字のアルミ商品で空間を切り取り門回りを強調。
門柱と同素材のもので統一感も持たせています。
また、少し後ろへづらすことにより奥行き感が感じられ、
立体的にみえます。
アルミの色は、濃いものを選択し色で重量感をつけました。
逆にカーポートは軽くしたかったので、シルバー色を選択しました。
夜も、照明を配置し立体的な外構を演出しています。
ゲートの天板に映し出された樹の影が昼とは違う見え方を楽しませてくれています。