松山市 G様邸
建物の東面に満足のいっていないご様子のお施主様
『なんだかのっぺりしてみえるのが。。。』
という点を外構でカバーできるようプランさせていただきました。
東面の建物と道路との間の距離は1m50から2mほど。通常だとその空間は宅内へ取り込むために道路沿いに
塀をつくっていきます。が、今回は外(道路)と共有する空間にし東面へ奥行きをつけるために使いました。
塀を建物と直角に3枚配置し、床には傾斜をつけてより広い面を見てもらえるように工夫。
道路を行き来する目線からは3枚の塀が空間を挟み連なり、東から見ると3枚の塀の小口がグレーの石柱の様。
みる角度によりその表情は変わっていきます。
道路を通る方に圧迫感がないよう2枚の塀は道路方向へ斜めカット。それもまたいい変化をもたらしています。
エントランスでは、玄関ポーチの階段も東面へ入り口を変更し、門柱からのスムーズな流れを
つくりました。また、玄関ポーチと同素材のタイルで玄関西側のはきだし窓の前まで引き伸ばし
広々としたタイルテラスとしました。